おばさんファッションの謎・・・アームカバーからマスクまで(旧cakes連載記事)

暑くなってきましたね・・・。
今年の夏は猛暑の上にマスクでより一層熱く感じられると思います。

そんななか、自転車の前かごにお子さんを乗せて颯爽とかけ抜けるママ達、日傘をさす御婦人などをよく見かけますが・・・色々と気になるポイントがあります。

まず、すっかり市民権を得たロングアームカバー。夏用手袋をしている方もおられます。今は更にマスク代わりにもなる口まで覆えるネックカバーやフェイスガードかと見まごうばかりのデカサンバイザーも見かけます。

「そんなに?!」

と私は思ってしまいます。

日焼けをしたらシミやシワの原因になるのはよく知っておりますが、モデル人生30年、私はそこまでカバーしたことがありません。

なぜなら日焼け止めを塗っているから。

日焼け止めを塗ってサングラスはちょっと気恥ずかしいので、UVカット機能付き(ブルーライトカットも出来る)の伊達眼鏡をかけて日傘をさしたらほぼ完璧です。

眼鏡は目から入る紫外線による体内のメラニン生成を抑えるためです。

勿論仕事柄、日焼けにはとても気を使って生きてきました。
若気の至りで、

「ハワイ行って来たら焼けちゃって〜。」

などと言ってほんのり焼けて現場に登場するモデルもいましたが、私はそんなこと言って許されるキャラではなく、そんなこと言う勇気もないので夏物の撮影がある時期は特に「半袖焼け」などしないように気をつけていました。

そして一番気を使ったのが足元の「サンダル焼け」です。

そう、「足の甲」は盲点になりがちですが、同じサンダルなどを何日も履いているとその跡がいつの間にかくっきりついてしまっていることがあります。

なので、足の甲には日焼け止めをたくさん塗ります。

サブリナパンツ(7部丈のぴったりしたやつ)が流行った時にはスニーカーで足(の甲)を覆っていても、出ている足首の部分が焼けたら嫌だから、足首にめっちゃ日焼け止めを塗っていました。

こんな話を子供が出来てからママ友達に話すと、
「えー!足首とか足の甲に日焼け止め?塗ったことないわ。」

と驚かれました。

逆にびっくりするわ!と、思ったけど、「私モデルだから〜。」とイキってる(関西弁で粋がるという意味)と思われないように黙っていました。

そうなんです。

私があの、めちゃくちゃ全身をカバーしている方々に対して違和感を覚えるのはこういうところなんです。

そこまでしていてなぜ足元はノーマーク?!

最近の日焼け止めはよく出来ているので、こまめに塗り直せば暑いアームカバーやネックカバーをするより涼しく日焼け対策が出来ると思うんですが・・・。

更に不思議だったのが、ノースリーブにアームカバーの人がちょいちょい居た事です。

え?肩はいいの?肩ってめっちゃ焼けやすいけど。

もやはあれは「主婦の定番」ファッションと化しているのでしょうか・・・謎。

とはいえ私も主婦、試したことはあります。
息子の幼稚園の送迎時、みんなしているアームカバーがなんかおしゃれアイテムみたいに見えて・・・長いものには巻かれろ的な(先輩ママ達には従え的な)心境だったのかも知れません。

でもやはり、「暑い」のです。

それはそうです、半袖をわざわざ長袖にしているようなものですから、1枚多く着ている厚みはどうしようもありません。

日焼け止めのためにあの暑さに耐えている主婦達は偉い!とすら思い、私はやはり耐えられず途中でいつも外してしまっていました。

息子が成長し、「サッカー当番」も「屋外行事の見学」もなくなってきた今、アームカバーはタンスの奥にすっかりしまい込まれています。

そういえば、外国の方がしているの、見たことないですよね。

日本の文化なんでしょうか。

あと、「さすべえ」ってご存知でしょうか。

(調べたら作ったのは愛知県のアイデアグッズ会社らしいですが、一番愛用しているのは「大阪のおばちゃん」らしい)

自転車に傘を固定するスタンドホルダーの事です。

日傘でも使えて、めっちゃ便利、と私は思うのですが、東京で使っている人はほぼ見かけたことがありません。

違反っぽいイメージがありますが、片手で傘をさして運転するよりは安全(マシ)ということで、自転車取締法でもOKだそうです。(厳密には傘が開いた時の幅が60cmを超えたらダメ)

アームカバーはおしゃれで、さすべえはカッコ悪いのかな・・・謎。

ちなみに私も試したことがありますが、(なんでも一度やってみる派)さすべえ(ネーミング、なんとかならんかったんかな)を使いこなすには、かなり熟練した自転車運転技術が必要なのです。

開いた傘が風の影響をもろに受け、ハンドルを取られてしまうのです。

前に子供を乗せる自転車用のものも販売されていますが、私には安全に運転できる自信がありません。

すごいな、大阪のおばちゃん達。

そして今年の夏、マスクで「顔が熱くなるマスク問題」は、大きな課題です。

暑さのみならず、「肌が荒れる問題」も男女問わずに起こります。

私も頭を悩ませ、皮膚科の先生に「やっぱり不織布よりガーゼや綿が良い」と言われればオーガニックコットンのマスクを探し、無印用品の夏パジャマ素材のマスクも「パジャマかぶってるみたいやん」と思いながらもたまたま売っているのを見付けたら、一応購入しておき、接触冷感ものや、使い捨てだけどコットン素材というものも購入してみました。(どんだけ〜!)

色々買ってみたけど結局母の手作りのが一番肌が荒れなかったりする。

試行錯誤の結果、たどり着いたのが、この透明マスクです!
ネットで10枚セットで2000円くらい。(組み立ては自分でします)

これがめっちゃいい!

まず、肌に触れている部分が顎だけなので、肌荒れしない!

呼吸がしやすい!

メイクが崩れない!

試行錯誤の結果、たどり着いたのが、この透明マスクです!
ネットで10枚セットで2000円くらい。(組み立ては自分でします)

これがめっちゃいい!

まず、肌に触れている部分が顎だけなので、肌荒れしない!

呼吸がしやすい!

メイクが崩れない!