コロナ自粛生活のなかで際立つ家族のおかしな性格(旧cakes連載記事)

自粛生活も長くなってきて、このリズムにも慣れてきました。

そしてこんな時期があったからこそわかったこと、良かったこと、面白かったことなどもちらほら出てきました。

まずはなんと言っても家族。

それぞれの性格が際立ちます。

夫とは結婚24年目に突入しましたが、これほど家の中だけで過ごしたことはありません。

結婚当初はお互い仕事もそんなに忙しくなく、時間を持て余すこともありましたが、二人とも「じっとしていられないタイプ」なので休みが合えば予定を入れて、一緒にだったりそれぞれにだったり、何かしらで余った時間を有意義に使っていました。

世間では「コロナ離婚の心配」が騒がしいですが、もう、自分の人生のなかの半分以上一緒にいると、「喧嘩もしない」感じになっております。「仲がいい」というよりも(?!)、「喧嘩する時間がめんどくさい」と言う域に突入しているように思います。

勿論、数々の喧嘩や倦怠期はありましたが・・・もやは「こうなればこうなる」がお互いに読め過ぎて一周まわって「無」・・・。

息子ともまだ外に出せない新生児の時以来、ずっと家の中で一緒に居ます。

そして「三人とも」、というのは本当に初めて。

息子が生まれたての頃、夫は仕事が一番忙しかった時期で・・・。(ほぼ一人で育てる孤独な時間がそう感じさせていただけなのかも知れませんが)確か「14歳の母」という、志田未来ちゃんが14歳で三浦春馬くんの子を(役の上で^_^)身篭って出産するという衝撃的な内容のドラマの収録、オンエア中でした。夫が初めての「お父さん役」を演じて、奥さんは田中美佐子さんで・・・テーマ曲が私の大好きなミスチルの「しるし」という曲でした。

今でもこの曲がかかると産後の幸せと不安が入り混じった複雑な気持ちがじんわりと湧き上がってきます。

・・・めっちゃ話がそれましたが、このように「自分の人生の中で重要な(忘れられない)時期」というのは色んなことを鮮明に記憶しているものなんですね。

今のこの時期も後に振り返ってみたときにそういう感じになるのかなぁ・・。

そうなった時にあんまり「しんどかった」だけが残るようにはしたくないなぁと、まずは、「こんなにも家族の時間が持てて良かった」と、思うことにしました。

そうすると、それぞれの「特徴」が際立って、やっぱりうちの家族って「変わってる」「面白い」と思うことがたくさん出てきました。

まず夫ですが、ひとたび行動を起こすと、面白い出来事をいっぱい起こして帰ってきます。

ここに書きたいのは山々なのですが、一応「芸能人」という職業柄、書けるお話だけ・・・。

ある日、私に言われて多すぎるスニーカーを整理していた夫。

「これ、どうしようかなぁ。」と、少し古くなったシューズの処理に迷っています。

「後輩くんにあげたら?」と私。

「でも、ちょっと汚れてるし・・・。」

「そんなん、洗ったらええやん。お風呂場に置いといてくれたら私洗うよ。」

「いやー、悪いし。」急に遠慮がちになる夫。

「なんで?私靴割と洗ってるで。」

「いやー、なんか靴を洗えるコインランドリーがあるみたいやから行ってこよかな。」

「えー!?めんどくさいやん!わざわざ?」

「うん、暇やし行ってくるわ!」

と、思い立ったらすぐ行動の人なので、私が夕飯の洗い物をしている隙に、もう車のエンジン音が聞こえてきました。

(わざわざ車で?)とは思いましたが、まぁちょっと外へ出たいという気持ちも分かるし、もう夜やしそんなに顔も指さないだろうと、放っておきました。(言い方!)

その日は私はもう先に寝てしまいましたが、翌朝、夫が朝から駐車場で何やらゴソゴソしているなと思っていたら、

「やってもうたー!」と、家の中へ。

「どないしたん?」と聞くと、

「車、擦ってもうたー!」

「え?!マジで?新車やのに?」

実はつい2ヶ月ほど前に車を買い替えたばかりでした。

「ショック〜!」乙女のように悔しがる夫。

「なんで?珍しいやん!しかもなんで朝まで気付かんかったん?」

夫は今回の車の購入の際により保証の高い保険を勧められて、「俺は事故らないので大丈夫。」と宣言して車やさんを引かせるくらい、運転には自信があり、私も結婚以来、夫が車でトラブルを起こした記憶がありません。

私はめっちゃちょこちょこ擦ってますが・・・。(「2回事故ってます」参照)

「そうやねん、なんかちょっともしかしたら壁に当たったかなとは思っててんけど、昨日は夜で暗くてよく見えてなくて、今確認してきたら、結構ガッツリ擦ってた・・・。」

「えーーーーー!壁に?!私みたいやん。」

「せやねん。」(否定されず。)

「コインランドリーに後輩にあげるスニーカー洗いに行って?」

「そう!200円で洗えるわと思って行って。」

「めっちゃ修理代かかるやん!」

「そうそう。新しいスニーカーなんぼでも買ってあげられる。」

(あほちゃうか。ウケる。)と思いましたが、声に出すのはグッとこらえた私でした。

その後夫は車を早速知り合いの板金屋さんに持って行きましたが、なんとそこでたまたま現役の野球選手に遭遇したらしく、

「一緒に写真撮ってもらったー!」と野球好きの息子に自慢げにスマホを見せ、

「すごーい!」と無邪気に羨ましがられて、嬉しそうにしていました。

・・・・・・まあ、いいか。

息子に関しても色々あります。

コロナ断捨離(という言葉は今私が作りました)でメルカリを始めた私を横目で見ていた息子は、急に「僕もやりたい!」とカルビーの野球チップスのおまけで付いてくる「プロ野球チップスカード」を出品し始めました。

私が、

「そんなん、ついでに私が出すやん!」と言っても

「自分でやりたい。」と聞きません。

規約では、「親の承諾があれば未成年でも出品してよい」という事らしいので、

(まあ、今は時間もあるし、どうせそんなものは売れないだろう)と好きにさせていたら、2点、球団別に分けて撮影して出品したくらいで飽きたようで、(やっぱり・・・商品説明文考えるのとか結構めんどくさいし、まあ気が済んだでしょう)と、私も忘れてしまっていたた頃、朝から興奮気味に、

「売れた!」と息子が。

「え、何が?」

「メルカリ。」

「えーーーーー!野球カード?」

「うん♡」

「すごいやん!!」なんか嬉しい母。

「早く発送しなきゃ。」(東京生まれの息子は常に標準語)

「ほんまや!どこ?」(興奮すると息子に対しても関西弁になる母)

「え?ママが片付けた。」

「嘘やん!?知らんよ。」

「僕も知らない。」

「えーーーーー!あかんて!売れたんやったらちゃんと送らな!」

と一緒に必死で探すと、出品したものもしてないものも一緒になって息子の机の周りに散らばっていました。

「もーーーーー!自分でやるって言ったんやから、自分でちゃんと管理しなさい!」

と何故か私が変な大汗をかきながら探し、なんとかその2枚を見つけました!!

「2枚セットでいくらにしたん?」

「300円。」

「高っ!おまけやのに、大丈夫かなあ。」

「ちゃんとメルカリ相場を見て決めたもん。」

「そうなん?!」

と、お客様に迷惑をかけてはいけないと、母が慌ててジップロックにきれいに入れて、自分のメルカリ発送用に用意しておいた100均の緩衝材入り封筒を用意し(急に過保護)、母も覚えたてのローソンのスマリ(ローソンにある端末から匿名配送できるシステム)で無事に発送しました。

メルカリにおけるプロ野球チップスカードの相場

でもよく考えたら、匿名配送料が175円、手数料が30円(1割)、封筒代が55円(2枚で110円だったから)・・・ということは利益は40円・・・でもそれをお金として引き出すには手数料が200円かかるらしく・・・マイナスやーーーーん!

何を一生懸命やって時間を割いているの?!私たち親子。

そんなことより、まだ終わってない春休みの宿題を早くして欲しいんですけど・・・。

でも息子が、カードが届いた先方から

「速やかな発送、ありがとうございました!ってメッセージが来た♡」

と言っていたので、プロ野球チップスを買ってもなかなか息子も好きな球団(父親の影響で阪神ファン)の選手のカードは出て来ないし、この手間隙で誰かが喜んでくれたんなら、まあ、いいか・・・。

まだまだネタは尽きないのですが、あんまり好きなように書いているとそのうち怒られそうなので、今日はこの辺にしておきます。

ちなみに、夫も息子も私のエッセイは読んでいません。

もちろん書いていることは知っているのですが、興味がないようで・・・。

まあ、いいか・・・。